この1冊で今まで読んできた自己啓発本の100冊分くらいの重みがあるといっても過言ではありません。
特にこの本が取り上げているのは悩み、心の問題です。私たちは物質的には恵まれていますが、精神的にはまだまだ未熟です。気づかぬうちに心が体を蝕んでいったりしています。最近ではうつ病という言葉をよく耳にします。
日々生活していく中で、心の病、しいては体の病に至らぬようにする考え方・方法論・経験談が満載です。何か少しでも考え事、悩みがあるんだったらまずはお手にとってみて損はない1冊です。100年近く前の話が、現代よりも先に行っている不思議な感覚を覚えさせてくれます。
以下、メモ。
・ 前提として、この本を何度も近くに置いて読み直すべき(このメモでも不十分)
・ 一日の苦労はその一日だけで十分(一日の区切りで生きろ)
・ 明日のことは悩まず、配慮(計画し・準備)しろ
・ 一度に一つの仕事をすればよい
・ 起こりうる最悪の事態を想定し、受け入れる覚悟を持つ。それから自体を好転させる行動をとる
・ 悩みに対する戦略を知らないものは若死にする
・ 悩んでいる問題の事実を客観的に集める(反論する立場から)
・ 悩む間もないほど忙しくする
・ 悩みの大部分は想像の産物
・ 平均値を考え(調べ)、不安の種になっていることが実際に起こる確率を知る
・ 避けられない運命には調子を合わせよう(悩んでも仕方ない)
・ 悩んだら、どの時点でその問題を忘れるか決めてしまう
・ 損失を嘆くよりも、損害をつぐなう方策を探せ
・ 人は自分の心で考えるとおりの人間になる(すべては自分の考え方)
・ 快活に考え行動すれば自然に愉快になる(※最下段:今日だけは十訓)
・ 嫌いな人を考えることは自分の心を傷つける(赦せ)
・ 人は恩知らずであることを予期しよう(キリストだって裏切られる)
・ 幸福を見つけるには、与える喜びのために与えるのだ(感謝を期待するな)
・ 子供にも感謝の念を持つことを教えるべきだ
・ あなたの持ち物(体)をいくらで金持ちに譲るのか(売らないだろう)。それぐらい貴重なものを持って生まれてきたことを幸せに思おう
・ 厄介ごとを数えずに、めぐまれていることの数を数えろ
・ マイナスをプラスに変えようとしよう
・ どうしたら他人を喜ばすことができるのか、毎日考えてみる(2週間で鬱が治る)
・ 他人に対して善を行うと、自分に最善を行うことになる(朝会う人や、お店の人に愛想よく話しかけてみたい、感謝を示してみよう)
・ 他人に興味を持って、他人を喜ばせよう
・ 祈ろう、人間は独力で生きていけるほど強靭ではない。
・ 人に蹴られるのは、人から期待・うらやましがられているからだ
・ 非難をされても最善を尽くそう。その後は笑って非難が過ぎるのを待とう。
・ 失敗ノートを作って反省しよう
・ リンカーンだって、アインシュタインだって大半は間違えてきた。ただそれを素直に受け入れて、反省してきたのだ。
疲れの原因とその対策
・ 筋肉からリラックスしろ
・ 目からリラックスしろ(全身の神経エネルギーの4分の1は目が消費)(休め休めと唱えるとよい)
・ 常に筋肉がリラックスするように、楽な姿勢で
・ 疲れていると感じたら、仕事の効果が悪い、そしてそれは仕事のやり方がいけない
・ 悩みを打ち明ける
・ 感銘を受けた言葉などをためるノートを作る
・ 人のいいところを書き出す(周りの人に感心を持て)
・ ヨガの呼吸法を学ぼう
・ 顔のしわに気をつけて、伸ばそう
・ 毎日自分を励まそう
今日だけは十訓(シビル・F・パートリッジ)
一、今日だけは、幸福でいよう。
二、今日だけは、自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。
三、今日だけは、身体に気をつけよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。
四、今日だけは、自分の精神を鍛えよう。
五、今日だけは、だれかに親切をほどこし、気づかれないようにしよう。
六、今日だけは、愛想よくしよう。
七、今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。
八、今日だけは、一日の計画を立てよう。
九、今日だけは、たった一人で静かにくつろぐ時間を三十分だけ生み出そう。
十、今日だけは、恐れないようにしよう。特に幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。

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